外国人社員の日本語教育を手がける

 近年、製造業を中心として、外国人社員・研修生を受け入れる企業が会社規模を問わず急増している。ただし、様々な国から来日する社員・研修生には、日本語がうまくできない、日本での生活習慣や商習慣に困惑するなど、受け入れる企業としても社員・研修生の教育に悩むことも多い。
 その様ななか、当社は中国をはじめとしたアジア、東南アジア、欧米などから来た社員・研修生に対する日本語教育(マナー教育含む)事業を手がけている。
 もともとは、グループ会社で一流大学出身の優秀な外国人エンジニアを派遣する(株)CBSテクノの研修センター事業として運営していたが、顧客から日本語教育の質の高さを評価されることが多かったため、2019年1月より、当事業を当社が継承し外国人研修生を対象とした日本語教育事業を行うこととなった。
 外国人に対する日本語教育というと日本語学校と比較されることが多いが、一般的な日本語学校と比較して、当社は4つの特長がある。
  ①多くの日本語学校は授業が半日に限られるが、当社は丸1日授業を行う、それでいて日本語学校の料金水準とほぼ同じ。
  ②寮を完備しており、寮内では原則日本語を話すため、日本語、生活習慣の習得が早い。
  ③教師陣はすべて当社社員で、留学経験や海外勤務経験を有することから、外国人とコミュニケーションがとりやすい。
  ④授業では1グループ最大5名という小グループで行うため、きめ細かい指導・教育ができる。
 以上の特長によって、研修を始めた3ヶ月後には、日常生活レベルで日本語を「話せる」、「聞ける」、「読める」状態まで教育することが可能とされる。

サービスへ戻る

教育コース

6か月コース
  • 教育目標: N3合格相当の基礎日本語能力
    話す聞く:やや自然に近いスピードの会話を聞いて、内容をほぼ理解できる。
    読む書く:身近な話題の具体的な内容が書かれた文章を読んで理解することができる。
    さらに、日本企業で働くためのビジネスマナーを身につけます。 
  • 教育内容: 聴解書取、会話ロールプレイング、作文、漢字テスト、スピーチ、敬語など
4か月コース
  • 教育目標: N4合格相当の日本語能力。基本的な日本語を理解することができる。
    話す聞く:ややゆっくり話される会話で、内容がほぼ理解できる。
    読む書く:基本的な語彙/漢字を使って書かれた身近な話題の文章を読んで理解できる。
    さらに、日本で暮らすための生活マナー、基本的なビジネスマナーを身につけます。
  • 教育内容: 聴解書取、漢字テスト、会話、作文、段階テスト、発音修正 など
1か月コース
  • 教育目標: 日常生活で必要なコミュニケーション能力、作業現場で使われる表現、規則、安全・衛生ルールなどを学び、円滑な作業をすることができる。
    話す聞く:身の回りなどよく出会う場面で、ゆっくり話される短い会話であれば必要な情報を聞き取れる
    読む書く:基本的な漢字で書かれた文を読んで理解することができる。
  • 教育内容: ひらがな/カタカナ、日常会話、基本漢字、機密保持、社会人の心構え、その他目的に合った科目選択が可能です(例:メール、パソコン操作、ビジネス会話など)